マットなスティック状の口紅を渇望する女
剥脱性口唇炎完治から数日後の今日の唇の状態です。
皮剥けもすっかり無くなり、笑っても硬化した唇の皮が引き裂かれて、血が出ることも無く、平穏な日々を過ごしています。
完治した方法理由はこちらからどうぞ。
そういえば、この剥脱性口唇炎になった当初は笑うとすぐに唇が切れてしまい、痛みで辛い思いをしていました。そして物理的な問題で上手く笑えないので、物凄くストレスになっていました。
そのため、笑い方をなるべく唇に負担にならないように変えて行きました。面白い話を聞いてもなるべく笑いを堪える方向に持っていき、どうしても笑えてしまう場合は唇をあまり動かさず、歯を見せず、ちょっと微笑み、鼻から小刻みに息を出し笑いを抜けさせる!!
これが、私にとって一番唇の皮に優しい笑い方でした。習得するのにはそこそこ時間はかかりましたが、他人とそんなに関わることが無ければこの笑い方で大抵のことは切り抜けられました。
そして思い切り笑えない辛さには慣れていきました。
この笑い方の良いところはひとつだけ、とても上品に見られるという点のみです。
この経験によってあまり笑わないとおとなしい人間だと思われるし、ミステリアスな雰囲気も出すことが出来るということを学びました。表情ってその人を表す重要な役割を持っているんですね。
剥脱性口唇炎歴6年、完治して数日しか経っていないので今でもこの笑い方の癖から抜け出せず、再び笑顔の練習をしなくちゃいけないのかなぁとも思いますが、私の場合おとなしく見られてるほうが何かと好都合なのでこのままで良いのかもと考えることもあり、なかなかに難しい問題ですね。
あともうひとつ完治してから悩んでることがあります。それが化粧です。まだ完治状態になって数日しか経っていないということで完治の前と唇の化粧は全く変えていません。
オリーブオイルアレルギーに気付き、良くなってから、皮剥けは少しだけで、落ち着いていたので、保湿剤を塗った上にグロス状のリップを塗ることも出来ていました。
今は完治をしたからきっと口紅をぐりぐりと塗ることもできると思うし、私自身も口紅を塗りたいし、マットなリップとか塗ってみたい!と思っているんですけど、何故か怖い。この怖さの原因は多分完治した理由がはっきりしていないところにあるんだと思います。
今までと違うことをしたらまた発症してしまうのではないか。
まぁそんな不安に苛まれながら今後ずっと、塗りたいと思っている口紅も塗らずに悶々と過ごしていくのかと聞かれたら、それも嫌なので期限を設けようと思います。
来月の終わりまでに唇にぐりぐりとスティック状の口紅を使用してみることにします。ということで来月のどのタイミングになるか分かりませんが、ブログでもお伝え出来たらと思います。
唇が正常な状態を保ってくれてればの話ですが…
ゆき