抜歯後の血の味の不快さと忘れてしまった痛み
先日、親知らずの抜歯をしてきました。
親知らずの部分に虫歯があるというわけでは無く、生え方がおかしかったので前々から医者に抜きましょうと言われていたものを抜いただけです。
剥脱性口唇炎が悪化してから全く歯医者に行ってなかったので、日常が戻ってきたことに喜びを感じています。
そんな中、Twitterを始めて、Twitter内で剥脱性口唇炎と剥離性口唇炎を初めて調べてみたんです。
最初に、この病気に罹患している方の多さに本当に驚きました。
それと同時に本当にベロベロに皮が剥けていた頃の記憶が鮮明に蘇ってきたんです。
もうね、辛い、辛い、辛すぎる。
みんな、よく頑張ってる。
そして、偉い。
私は病気になっていたときは情報を発信できないくらいに落ち込んでいたので、病気中なのに情報を発信している方々を尊敬します。
本当に剥脱性口唇炎になってしまった皆さんの完治を願っています。
そして、そういう情報を見ていると、私自身が色んなことを試して、少しでも見た目がよくなるように保湿したり、皮を切ったりしていた頃を思い出すんですよね。
この病気、難病指定された方が絶対に良い。
今思い返すと私は病気になってから2、3年目が一番辛かったです。
自暴自棄になり、バイトも大学も辞めました。
命には関わらないけど、精神を蝕んでいくんですよね。
原因だと思ったもの(アルコールや口紅など)を排除しても全然治らなくて、家でのんびり過ごしてストレスフリーなのに悪化して、一生口紅塗れないのかなとか、思いっきりキスは出来ないのかな笑とか考えてました。
当時22、3歳です。
周りの人たちが就職していくのを横目に、何も考えず、ずっと引きこもってました。
それでも、その間、色々と勉強したりして人生を楽観的に考えることも出来て、こんな人生だけど、『普通』とは違うけど、まぁなんとかなるだろうとも思ってました。
実際、なんとかなっているし、意外となんとかなるものです。
引きこもらせてくれた両親には感謝しかありません。
まぁ、家から追い出されたら追い出されたらで、唇は治っていたと思うので、社会復帰は早かったかもしれませんが。
(実家で毎日のように食していたオリーブオイルが原因だったので)
それでも引きこもっていて良かったと思っています。
この間に学んだことは財産です。
私の人生にとって、ものすごく意味のある6年でした。
剥脱性口唇炎という病気になったからこそ経験できたこと、他人とは違う生き方をしているからこそ見てきたものは私の強みだと今では確信してます。
ゆき